今回は、「会計ソフトを導入すれば税理士費用が安くなる」という話の真偽を検証し、上手な会計ソフトの使い方を解説していきます。
結論を先にお伝えすると、会計ソフトを単に導入するだけでは税理士費用は安くならず、むしろ逆効果になることもあります。会計ソフトを使いこなすことが大切です!
この記事では、会計ソフトの基本的な使い方や、自計化(自分で会計データを入力すること)のメリット、さらにおすすめのソフト「弥生会計オンライン」の活用方法まで、詳しくご紹介します。
会計ソフトだけで経理が完璧になる?勘違いに注意!
最近では、銀行口座やクレジットカードのデータを自動的に仕訳できる便利な会計ソフトがたくさん登場しています。それを聞くと、「会計ソフトさえ導入すれば、経理も確定申告も自動でできる!」と思いがちです。
でも、実際にはそんなに甘くありません。会計ソフトをうまく使いこなさないと、決算書がボロボロになることがあります。たとえば:
- 売掛金や未払い金がマイナスに!
- 売上高が間違っている!
- バランスシートに大きなミス!
こんな状態のデータを税理士に渡せば、修正作業が発生し、余計に費用がかかったり、税理士に敬遠されることもあります。
自計化と記帳代行の違い
税理士に経理を依頼する場合、記帳代行と自計化という方法があります。
1. 記帳代行
領収書や請求書を税理士に送り、すべてのデータ入力を丸投げする方法です。その分、作業量が多くなるので費用は高くなります。
2. 自計化
会計ソフトを使い、自社でデータ入力を行い、税理士には最終チェックやアドバイス、申告書作成を依頼する方法です。費用は抑えられますが、入力作業を自社で行うスキルが必要です。
自計化のメリット
自計化を導入することで、以下のようなメリットが得られます:
- タイムリーに業績を把握できる
売上や利益、経費をリアルタイムで確認できるので、節税や資金繰りの対策がしやすくなります。 - 融資審査のスピードアップ
必要なデータをすぐに提出できるので、融資審査がスムーズに進みます。 - 税理士費用の削減
データ入力の手間を省けるので、税理士に支払う費用が抑えられます。 - 数字に強い経営者になれる
自分でデータを入力し、帳簿をチェックすることで、会社の数字に詳しくなり、経営判断が的確になります。
おすすめの会計ソフト「弥生会計オンライン」
初心者や小規模事業者に特におすすめしたいのが、弥生会計オンラインです。このソフトは、初めて会計ソフトを使う人でも簡単に操作でき、特に以下の点が魅力です:
- 銀行やクレジットカードと自動連携
データを自動取り込みし、仕訳作業が簡単になります。 - 2年間の無料試用キャンペーン
起業後2年以内の方は、最大2年間無料で利用できます。 - サポート体制が充実
電話やメールでのサポートが受けられ、困ったときにも安心です。 - 多くの税理士事務所と連携
弥生会計に対応した税理士が多数いるので、専門家に相談しやすいです。

会計ソフトを上手に使いこなす5つのポイント
会計ソフトを導入するだけでは意味がありません。以下のポイントを押さえて、効果的に活用しましょう:
- できるところから始める
銀行のデータ取り込みや、簡単な仕訳入力など、自分ができそうな範囲から始めて、徐々に作業範囲を広げていきましょう。 - 入力作業を毎月ルーティン化
データ入力をため込むと効率が悪くなります。月1回など、定期的に入力作業を行う癖をつけましょう。 - 入力後に必ずチェックする
売掛金や未払い金などの残高を確認し、データにミスがないかチェックすることが重要です。 - 定期的に試算表を確認する
経営状態を把握するため、試算表や損益計算書を定期的に確認する習慣をつけましょう。 - 税理士のサポートを活用する
自計化を進めながらも、わからない部分は税理士に相談することで、安心して業務を進められます。
まとめ
会計ソフトは、経理業務を効率化し、経営状態をタイムリーに把握するための強力なツールです。しかし、単に導入するだけではなく、しっかりと使いこなすことが大切です。
特に、弥生会計オンラインは初心者にとって使いやすく、無料試用期間もあるため、これから会計ソフトを検討している方にはぴったりの選択肢です。
まずは会計ソフトを活用して、「数字に強い経営者」を目指しましょう!
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